バスに乗る
念のために申し上げておきますが、ハワイでは自動車は右側通行。間違えて逆方向のバスに乗らないように。
バスには前ドアから乗ります。ワイキキ周辺でも郊外でも、順番をついて乗り込むということは無いようですが、女性や子ども連れなどに譲る人はよく見かけます。
写真は車椅子用のリフトです。バスに乗り込む前に、降りてくる人を通してあげましょう。
実は出入口は、前方と中央の2か所あるのですが、中央が出口専用で、前方は出口と入口の兼用なのです 。特に、高齢者や体の不自由な人などは、よく前ドアから降りてくることがあります。
バス料金 は2ドルで、乗るときに先払いする、固定料金制です。
紙幣とコインとで入れる場所が違うのですが、見ればスグにわかります。注意しなければならないのは、両替機もないし、おつりも出ないことです。乗る前に2ドル25セントちょうどを準備しておきましょう。なお、6歳~高校生は1ドル、同伴の5歳以下は無料です。
ほかに、連続した4日間乗り放題のパスが、25ドルでABCストアで売られています。レジで、 「 4days bus pass please 」といって買いましょう。
■ 2009年7月1日から、4日間パスは25ドルとなっています。
バスに乗ってから
乗ってすぐの椅子は、すべてプライオリティ・シート(優先席)になっています。 日本人向けにも日本語のステッカーが貼ってあります。しかし、現地ではレディーファーストと並んで、年配者をいたわるのがあたりまえとなっています。シルバーシートでなくても年配者が立っているそばで若い人が座っていると、チョット非難の視線を浴びることになるかもしれません。
ときどきドライバーが「・・・、バック・プリーズ!」と叫びます。
車内が混んできたので「うしろへおつめください」というわけです。
車内では、次のバス停に近づくと男性の声のテープが流れます。「ナウ・アプローチング、(バス停付近の通り名)、(近くの施設名)」。
日本のようにバス停に名前というものはありません。走っている通り名、横切っている通り名で呼ばれます。ワイキキ周辺などでは近くのホテルやショッピングセンターの名前もアナウンスされます。
有名な施設がある場所では、声をかけてくれるドライバーもいますが、あらかじめ乗車時に行き先を告げて、近づいたら教えてくれるよう頼んでおくと、大声で知らせてくれます。
郊外を走るバスでは、案内のアナウンスが無い 場合もあります。地元の人しか来ない、という前提があるからかもしれません。こんな地域では、窓の外の風景で判断するか、事前にドライバーに降りたい場所を告げておくといいでしょう。
英会話の例
苦手な方は、紙に書いておいて、乗車時にドライバーに見せて、 ニッコリ微笑むべし。
「アリゾナ記念館に着いたら教えてください」
- Please tell me when the bus stops at Arizona Memorial
- I want to go to Arizona Memorial.
- Please tell me where to get off. I'd like to go to Arizona Memorial. Please tell me when I must get off.
のりかえについて
乗り換える予定がある場合は、最初にバスに乗ってお金を払うときに、
「トランスファー・プリーズ」とドライバーに言いましょう。写真の「トランスファーチケット」をくれます。 日本人観光客と見るや、すぐにこのチケットを渡してくれるドライバーもいます。
次のバスに乗り換えたらそのチケットをドライバーに手渡します。お金は要りません。面倒くさがりのドライバーは手で受け取らず、ぶら下げているコンビニ袋に入れろ、というしぐさをします。
以前は、同一方向へのバスに乗り換える場合に限って、このトランスファーチケットが使えるというルールでしたが、この制約はなくなり、どの方向行きのバスに乗り換えてもOKになりました。
乗り換えは2時間以内。
縦長の乗換えチケットの上部分は、有効期限(時刻)のところでちぎってあります。
トランスファー・チケット は往復で使ったり、途中下車で使うことも出来ます(2時間以内)。
たとえば、ワイキキホテル街で乗車、$2.25を支払うと同時にドライバーからトランスファー・チケットをもらい、ショッピングの後トランスファーチケットでホテルに帰ることも、時間内であれば 可能です。また、降りた地点から同じルート番号のバスに乗りなおす、「途中下車」も、やはり2時間以内ならOKです。
左の写真はムカシのトランスファー・チケット。路線番号と事項だけでなく、西行き「N」、東行き「E」の、方向を示す欄が存在していた時代のものです。
バスを降りる
降りたいときは、窓のところに引き渡してあるワイヤーを引っ張ります。するとサイン音が鳴って、車内前方に、
「Stop Requested(つぎ、とまります)」
の赤い表示がでます。原始的な感じですが、実際に使ってみると経済的かつ合理的で感心します。日本では見た目が先進的であることが評価されるようですが、それがすべてではない、という気持ちにさせられます。なお、ワイヤーでなく黄色いテープ型スイッチを押すタイプもあります。
新型のバスでは、LED によって次のバス停名(正確にはバス停付近の通り名や施設名など)の表示がなされており、ワイヤーを引くと
「Stop Requested」と表示されます(右写真)。バスを降りるときは、中央のドアから降りますが、混んでいるときは前のドアから降りてもかまいません。ただし、中央のドアはほとんどの場合、手動ドアです。ドア上の緑のランプがついたら手で押してあけます。ドアは自動的に閉まろうとするので、降りた人はたいてい次の人のためにドアを持っていてあげます。
とても混雑していたりして、自分が降りるまえにバスが発車しようとしたら迷わずに、
「揚げ豆腐 !!」と叫びましょう。
バスのドライバーにはきっと「アイ・ゲット・オフ(I get off)」(降りまーす!)と聞こえることでしょう。







