2004年9月15日。
今日は水曜日だ。会社には木曜と金曜の2日間休む申請をしてあり、今日は15時頃に会社を引き上げて成田へ向かう。

汗ばんだスーツを脱いでシャワーでも浴び、ラフな格好で行きたかったが、ワイシャツを脱いで、数年前にユニクロで買った地味なアロハ風の半そでに着替えるのが精一杯だ。
黒の革靴、黒っぽいスラックス、地味なアロハ風半そでシャツ。
これでネームプレートでもつければ、ハワイの観光業者になりそうだ。


東京駅の総武地下ホームから、成田エクスプレス33号に乗る。16:33発だ。東京駅を出ると途中の駅には停まらず、「空港第2ビル駅」、終点「成田空港駅」の順に停車する、成田空港への直行特急だ。

東京をどんどん離れ、赤くなった日差しが照らし出す山野の風景を車窓から眺めていると、情緒的になるよりも、「ほんとにこの先に、日本のメイン国際空港があるんかいな」と思ったりする。

空港第2ビル駅で降りると、JR の改札を抜けたあと、もう一度京成電鉄の改札を抜ける。そしてパスポート提示だ。


いつもなら、出発日も休みを取っているので、のんびり空港見物をするのだが、今日はそこまで余裕はない。自動チェックイン機のそばに立っていた女性に、H.I.S. で受け取った eチケットと JAL のマイレージカードを渡すと、チェックイン操作を手伝ってくれた。

 「eチケット」というと、なにやら IC カードのような気もするが、実態はコンピュータの中の電子情報なので、目で見たり手にすることはできない。唯一「お客様控え」という A4 のプリントアウトが航空券に準ずるものとなる。

預ける荷物には、パンツ3枚シャツ3枚と、パソコン用の諸道具などが入っている。機内持ち込みのリュックのほうは、デジカメとパソコンが入っている。

出国審査を抜けて、早く落ち着きたい。ポケットに入っていた自宅の鍵や小銭、パソコン、携帯電話をトレーに入れ、X 線装置に通す。ボディチェックのゲートをくぐりぬけ、荷物をリュックに入れなおす。


出国審査を抜けると、すぐに JAL のサクララウンジがある。
本来ラウンジは、ビジネスクラス以上を利用する人しか入れないところだが、JAL では国際線就航50周年のキャンペーンを実施中なので、エコノミークラスに乗る私でも、利用することができる。