同時テロ後のハワイは、11月に続いて今回2度目だ。事件からは約4ヶ月が経過している。

2002年1月18日、東京駅で母、兄と待ち合わせる。3人連れの旅の始まりだ。実はこの3人連れの旅は「やりなおし」のハワイ旅だ。
去年の夏、ANA の早割 GET 航空券を購入していたのだが、テロの影響で払い戻しをしていた。本来なら3万円のキャンセル料が必要だったのだが、テロのためということで、全額払い戻されたという経緯がある。


東京駅からは JR の成田エクスプレス(通称:NEX)で空港に向かう。
往きの飛行機は、ANA といっても実体としてはユナイテッド機という、いわゆるコードシェア便(共同運航便)だ。
今回の場合、ユナイテッド航空がマスター・エアライン、ANA がスレーブ・エアラインとなっており、チェックインカウンターは、旧ターミナルビルのユナイテッドのカウンターで行う。ANA 7024 便の実態は、UA 826 便なのだ。

私の荷物は、空港預けの荷物としてダンボール箱1個、持ち込み手荷物としてはサイズいっぱいのバッグの二つだ。
まずはチェックインカウンターの脇にある、空港預け荷物の X 線検査機にダンボール箱を通す。衣服や靴などが入っているだけなので、問題なく
「SECURITY CHECK」のシールが張られる。


該当のチェックインカウンターには、50人ほどがすでに列を作っている。窓口は2〜3ヶ所しか開いていないため、ちょっとイライラさせられる。

ようやく順番が回ってきて3人でカウンターの前へ進む。先ほどチェックを受けたダンボールを預けるため、カウンター脇に置く。重量がデジタル表示される。軽いので追加料金などない。カウンターの男性が
「大変申し訳ないのですが...」と口を開き始めた。
あぁ、3人並びの席でなくバラバラに座るしかないのか、と思ったとき、


「エコノミークラスが満席ですので、ビジネスクラスに変更させていただきます」