第二ターミナルはさすがに広くてゆったりとした空間だ。レストランやショップがたくさんある。
空港に早く着いてチェックインまで時間があるときや、チェックイン後の搭乗開始まで時間があるときはぶらついてみるのもいい。
この第二ターミナルの特徴のひとつは、本館ビル以外に、「サテライト」と呼ばれる建物があることだ。
サテライトは、いわば「突堤」で、飛行機への搭乗ゲートを増やすために、新たに作った別館のようなものだ。本館とサテライト間
300m
は、「シャトル」と呼ばれる新交通システムによって
70 秒で結ばれる。
搭乗ゲートが、C81〜88、D91〜99
の人は、これに乗ってサテライトから飛行機に乗ることになる。
おもしろいのは、シャトルが「浮いている」ということだ。
車体下から噴出する空気圧で 0.2mm
浮上させ、機械室のモーターでワイヤーを巻き上げて車体を引く。
FRP
ボディ(ガラス繊維強化プラスチック)製の車体は軽く、タイヤがないシャトルは、スキー場のゴンドラに近い仲間といえるかもしれない。
第二ターミナルビルは新しいだけあって、レストランが多く並ぶ。
マクドナルドをのぞいてみたが、例の半額バーガーはやってなかった。
路面店のようにそれをやったら、テナント料も出なくなってしまうのかもしれない。それにしても、「空港職員は半額」ってのは何なんだ?
日本そばのレストラン「そじ坊」で天そばにぎりセット(1,440-)とモルツの中生(650-)。ビンのビールは無いようだ。
店の入口わきにある展望コーナには、椅子が10脚ほどあり、誰でも自由に利用できる。30Kg
用のキャリィカートを買う。3,800 円 + 消費税。
さっきのシャトルバスで、第一ターミナルビルへ戻る。日本はまだ寒い時候なので、コートなどを着て空港まで来る人が多い。つまり、暖かい地域へ行く時にはよけいな荷物になってしまう。
帰国してからのことを考え、到着階まで移動して、手荷物一時預かりで、ジャンパーを預けてしまう。帰国時払いだ。
マップツアーから郵送されてきた案内にしたがって、各ツアー会社用の
G
カウンターでチェックインし、航空券とボーディングパス(搭乗券)を、受け取る。今回はカバンひとつなので預ける荷物はない。
鉄道は切符を買えば、それで列車に乗れるが、飛行機は基本的に、事前に航空券を買っておき、出発の数時間前にチェックインして搭乗券を受け取らねば飛行機に乗れない。
今回は旅行代理店の「ツアー」に参加していることになるので、当日空港でやっと自分の航空券にご対面となる。
そばのコーヒーショップで
YEBISU
の小生ビールを飲みながら時間調整し、航空券とボーディングパスを確認する。よし。
それにしても、500ml も入ってなさそうなビールが 600
円とは驚いた。さすがに世界一物価の高い成田空港だけのことはある。ちなみに枝豆は
380 円。
ビールを飲み終え、出発ロビーに戻り、出発便案内ボードを見上げる。
出発時刻と搭乗ゲートを再確認する。こんなタイミングで、出発ゲートが変更されている場合もめずらしくないので、いつでも確認は大切だ。
まずはセキュリティチェックを通る。
金属を身につけていると、センサーが反応してしまうあれだ。
治安のよくない国の空港では、ボディチェックをやり直している間に、ベルトコンベアで流れていった自分の荷物を盗られてしまうことがある。
キーホルダーやコインなどは、備え付けのトレーに入れて、荷物と一緒にベルトコンベアに流す方が無難だ。
問題なくパス。
順路どおり進んで、次は出国審査だ。
審査といっても、所定の書類に正しく記入しているかのチェックだけなので、たいていの場合、20秒ほどで、しかも無言でおわってしまう。
出国審査場というと長蛇の列、と連想してしまうのだが、1月下旬の日曜の成田は閑散としていた。
パスポート、帰りの航空券、そして ED
カードとも呼ばれる出入国記録カードを提示する。
出国手続きを抜けると、旅行傷害保険各社の自動販売機がずらりと並んでいた。
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2001年7月、日本人用の出入国記録カードは廃止されました。