1月に入って仕事がいくらか閑になり、ドタンバでマップツアーに予約を入れた。ツアー代金 59,800円。
しかし一人参加のため追加代金 3万円が必要だ。まぁ、仕方ないか。
格安航空券と宿を自分で手配する時間もなかったし、こんな時期にハワイに行けるような日本人は少ないのだ。

2001年1月21日、日曜日。
関東地方は、昨日の積雪で国内線が欠航したりと大変だったが、
今日は軒下の雫が日の光に輝いて、春らしい日になった。


JR の成田空港行き特急、「成田エクスプレス」を避け、料金の安い京成スカイライナーに乗るべく、
日暮里駅へ向かう。1,920円だ。
ニッポリ、とはなんともユニークな発音だが、東京の環状線「山手線」の駅である。京成電鉄との乗換駅でもある

言っちゃ悪いが、京成スカイライナーという電車は空いていて快適だ。
予約をしなくても、まず問題なく座れる。しかも安い。

日暮里駅で JR 京浜東北線から京成電鉄への乗り換え改札を通ると、もうなんとなく空港へ一歩近づいた気分になってくる。
最近流行りのキャリィカートを引いている人々、大型のスーツケースを引いている人、外国人をよく目にする。英語の案内放送も流れる。

しかし、同時に東京の下町へも延びる京成電鉄は、その気さくな雰囲気もごちゃ混ぜになっている。あの「こちら亀有公園前派出所」や「男はつらいよ」の界隈に通じる京成電鉄なのである。


スカイライナーの座席に座ると、目の前に成田空港の案内が示してあった。

さすが、成田空港への専用列車だ。スーツケース用のラゲッジスペースもあるし、英語のアナウンスもある。
もっとも、この程度は JR 成田エクスプレスとて同じである。


成田空港は、その成り立ちの経緯もあって警備体制がとても厳重だ。
旅行者、送迎者を問わず空港へ近づく者はすべてセキュリティチェックを受けなければならない。

京成電車、JR とも、電車を降りてまずはセキュリティチェックである。パスポートの提示と、場合によっては荷物を開けて見せるよう指示される。


成田空港はターミナルビルがふたつある。
中森明菜が歌った「北ウィング」がある第一ターミナルビルと、新しく出来た第二ターミナルビルだ。
(南ウィングは一部を除き閉鎖中)

* 筆者注
2006 年 6 月 2 日、南ウイングは第 5 サテライトとともにリニューアルオープンしています。

日本航空や全日空など、日系エアは新しい第二ターミナルビルだが、今回私の乗るノースウェスト航空は古い方の第一ターミナルビルから出る。

ふたつのビルはちょっと離れていて、JR や京成の駅もそれぞれに存在する。利用する航空会社でターミナルビルが違ってくるから要注意だ。
とくに 「コードシェア便(共同運航便)」といって、ひとつの飛行機に二つの航空会社がフライトナンバーを割り当てて運航する場合、どっちのビルへ行けばよいかしっかり確認しておく必要がある。

鉄道で来ると、先に「空港第二ビル」に停車し、ここでほとんどの人が降りていく。次の終点が「成田空港」、つまり第一ターミナルビルだ。
第一ターミナルは、ハッキリいって羽田空港よりショボイ。時間もだいぶあるので、二つのターミナルビルを結んでいる無料シャトルバスで、新しい第二ターミナルへ行ってみる。