表に出てきにくい被害の代表には、女性のレイプ被害がありますが、ここでは男性に特有の被害をご紹介します。
簡単に言うと、コールガール(売春婦)にだまされて、カードの限度額一杯までキャッシングされてしまう被害が多発しているのです。
被害にあった男性は、みっともなくて人にも言えず泣き寝入りするか、中にはポリスレポートをする人もいるようですが、もともと「買春(かいしゅん)」から起きている事件に対して、警察もほとんど相手にしない、というのが現実です。
昼間は明るく平和なワイキキホテル街も、深夜ともなればそれなりに状況は変わってきます*1。日本人の宿泊率が比較的高い、ある有名ホテルを中心に、コールガールの姿も増えてきます*2。
彼女たちも違法なことを承知の上でやっているわけですから、その場では価格交渉などしませんが、アナタの気分を十分に盛り上げておいたタイミングで、数百ドルから千ドルちかくを現金で払ってほしい、といわれます。
ここから彼女(とその背後組織)の「ゴールデン・プログラム」がスタートします。もちろんアナタはもう舞い上がっていますから、彼女の言いなりです。
現金は24時間、ATM で調達することができます。アナタは焦る気持ちを抑えつつ、クレジットカードを ATM
に挿入します。
ところが操作がよくわからない。そこで、彼女は耳元でやさしくささやきながら、教えてくれます。
「こうするのよ〜ん(ハートマーク)」
「おお!そうかぁ!」
目的達成?まであと一歩。4ケタの暗証番号をポチポチっとやるだけです.....。
.....ここまできてピンと来ない方は重症です。
彼女のほんとうの目的は、アナタを ATM まで連れて行き、カードの暗証番号を読み取ること。最初に告げる金額など、どうでもよいのです。このあとアナタがシャワーを浴びているときなどに、身の回りのものをそっくり持ってドロンされてしまうのは目に見えています。もちろん、男たちが出てきて暴力的に奪われる場合もあるでしょう。
アナタはどうやって処理してよいかわからず、しばらく呆然とした後、ようやくカード会社に連絡を取りますが、もののみごとに限度額いっぱいまでキャッシングされている現実に愕然とします。
暗証番号を知られた上での被害ですから、カード会社や銀行に責任はなく、すべてアナタの責任になるのです。
「なぜ、そんな深夜にキャッシングする必要があったのです」
女性のポリスに問い詰められ、苦しまぎれに
「あの、その、ラーメンでも食べようかと思ったら、100ドル札はダメだっていうんで、それで ATM でおろそうと思って...」
もう女性ポリスには「バレバレ」です。
女性ポリスの気持ちは「ヤレヤレ」です。
ここで事件として扱ってもらい、裁判のために日本とハワイを往復するもよし、メンツのために黙々と返済人生を送るもよし、選択はあなたの自由であります。
以上、悲しい日本人男性の末路でありました...(合掌)。
| *1 |
ワイキキホテル街が危険な場所ということは決してありません。時間と場所をわきまえた判断と行動が大切なのです。夜中に出歩くこと自体が危険な行動なのだという意識を持ってください。ハワイは決して桃源郷ではなく、「さまざまな人間」がいる現実社会です。 |
| *2 |
日本人の宿泊率が比較的高いホテルを中心に、コールガールが屯(たむろ)することは、日本人男性の買春行動が少なくないことを示す何よりの証拠です。
また、日本の HIV の原因は、そのかなりの割合が海外買春ツアー等による「輸入」であることは、この分野の医療関係者の知るところです。
「けっきょく日本人とはそういう、レベルの低いマヌケな人種なのである」
というイメージを、世界の人々に印象づけるに十分な現象ではあります。 |