真珠湾と聞くと、あまり良くないイメージがあるでしょうか。
もともとここはハワイ王国の時代に、真珠が採れたことからつけられた名前だ、という説があります。
真珠湾を含むかなり広い地域は、米軍の占有地となっており、現在でも太平洋における重要な基地であることに変わりありません。
このなかに、一般人が立ち入ることができる施設がいくつかあります。
アリゾナ記念館は、真珠湾奇襲攻撃にしぼった博物館です。日本軍の攻撃コース図など、あらゆる角度から検証した資料、実際につかわれた魚雷、2人の米国人が製作した、旗艦「赤城」の精巧な模型、パソコンを利用した資料検索、日本軍機の破片、などが展示されています。そして何より、日本軍の攻撃を受けて沈んだ「アリゾナ」が、そのまま博物館の一部となっているところが特徴です。
入館は無料ですが、さりげなく寄付金箱などが置いてあります。
正確には「アリゾナ記念館」とは、沈んでいる戦艦アリゾナの上に作られた慰霊廟を含む施設のことをいい、ボートで渡らなければ行くことができません
(高齢者も安心なものです)。
クルマやバスを降りて最初に入館する建物は「ビジターセンター」と呼び
、チケットを受け取る窓口があります。ビジターセンターは博物館のようになっており、売店もあります。
さて
ビジターセンターの入口でチケットを受け取ると、番号が書いてあ
ります。これは資料映画を見たり、ボートに乗ってアリゾナ記念館へ渡るミニツアーのグループ番号となっています。
資料映画を見るところから、ボートに乗ってアリゾナ記念館へ渡って帰ってくるまでが団体行動となります。
それ以外は自由行動で OK
です。英語の館内放送があったら、番号に注意して聞きましょう。「○番のチケットをお持ちの方は映画コーナー前へお進みください」というわけです。
展示コーナー以外のこれらの体験は、先着順になっています。ワイキキのホテル街を朝早く出発するようにしてください。開館は7:30です。(朝の20
番/42番バス時刻表)
「戦争」という事実をしっかりと見つめ、後世に伝えるための米国人の具体的な努力を、筆者はここを訪れて感じました。
ニッポンでは、歴史を直視して考えることと軍事化が混同されてしまい、トンチンカンな状況を呈しています。恥ずかしい限りです。
この博物館は、一部寄付によって成り立っているそうです。
開館時間7:30〜17:00、元旦、サンクスギビングデイ、クリスマスは休館。
他に軍関係の博物館として、ワイキキのホテル街から歩いていける距離に「アメリカ陸軍博物館」があります。アウトリガー・リーフ・オン・ザ・ビーチ・ホテルの西側、ビーチのそばです。
◆ ワイキキからのバスルート(所要約1時間半)
まずは、ワイキキのホテル街を東西に貫くバス通り「クヒオ通り」に出ましょう。山側バス停から、行先番号「20」または「42」に乗ります。この番号のバスなら、乗り換えなしで行けます。
- 20 Airport-Pearlridge
- 42 Ewa Beach
バスは、アラモアナショッピングセンター、ハワイ電力、オフィス街を抜け、高速道路のような一般道を走り、20番バスならホノルル空港経由で、どんどん郊外へと走ります。
バス停に着くと、ていねいなバスドライバーなら、
「アリゾナメモリアル!」と言ってくれますが、黙っている場合もあります。念のため乗車時にひとこと言っておくのが無難です。
下記の英文を紙に書いておき、乗車時に見せてもいいでしょう。
Please tell me when the bus stops at Arizona Memorial
約1時間半のバスの旅は、強力なエアコンで冷え切ってしまうことがありますから、男性でも長袖、長ズボンをおすすめします。
帰りも同じく「20」または「42」に乗ります。行先は
「Waikiki Beach and Hotels」になっています。
なお、路線番号「40」、「40A」、「62」でも、アラモアナショッピングセンターで、8番のバスに乗り換えて帰ることができます。
くれぐれも、逆方向のバスに乗らないように。