Last Update
 2008/5/4
 ■このサイトを知人に
     紹介する
 ■ この内容を読む前に
 ■ お問い合わせ
 
 ■ えひめ丸慰霊碑
   へ行くには
 
 ■インターネットカフェ
  実地調査報告
 ■ 市バスのキホン
 ■ コンドミニアムとは?
 
 ■ 花馬米の
     ぶらり一人旅
 ■ 花ぶら2
 ■ 花ぶら2.5
 ■ 花ぷら3
 ■ 花ぷら4
 ■ 花ぷら5
 
 ■ お問い合わせ
 ■ このサイトについて
 
 

 Skype(スカイプ)とは

Skype(スカイプ)とは、ひとことでいえばインターネットを利用した無料電話です。

しかし、最近普及しはじめた IP 電話(あいぴーでんわ)とも違いますし、IP 電話よりも前からあった、インターネットフォン(ソフトフォン)とも違います。

パソコン同士なら完全無料。固定電話以上の高音質。ファイル送信や文字チャット(文字を使用した会話)も当然可能で、固定電話や携帯電話 とも発着信でき、広告も出ない。
くわえて、会社などの組織ネットワーク内で、ファイアウォールや NAT ルータが設置されている場合でも、乗り越えて利用できる。

となると世界中で爆発的に普及しているのもうなずけます。

*1

組織内での活用
スカイプの特徴のひとつに、組織内ネットワークがセキュリティ上設けている、「NAT ルータ」や「ファイアウォール」越しに通信が出来るという点がある。実際大きな心配はないものの、ネットワーク管理者としては放っておくこと はできない問題だ。しかし、スカイプを企業として攻めの道具に活用することも考えられる。実際、組織内ネットワークで安全かつ便利にスカイプを利用するためのソフトウェア製品が出始めている。

 ■ ゼッタテクノロジー社製「PCSK2」
 ■ ZTVCオフィスデforSkype


Skype を利用者側からみたときの特徴は、

  1. インターネットを利用した通話、文字による会話、ファイル送信などができる。リアルタイムの動画をやり取りする 試験サービスも開始される*2
  2. 自分以外に4人まで同時通話(会議通話)が可能
    文字チャット(文字での会話)なら最大50人まで可能
  3. パソコンに無料のソフトウェアをインストールする必要がある
  4. パソコン同士なら無料で通話・通信が可能
  5. 固定電話以上の音質の良さ(Global IP Sound方式で圧縮)*3
  6. ファイヤーウォールや NAT の内側にあるパソコンからも、
    特別な設定を行なうことなく接続できる*4
  7. 世界中の固定電話や携帯電話へかけることもできる(有料オプション)
  8. 世界中の固定電話や携帯電話からも着信が受けられる
    (ただし試験稼働中。日本の電話番号はフュージョンコミュニケーションズの Multi-Gateway for Skype を利用している)
  9. プレゼンス機能(在席状況お知らせ)がある*5
  10. 通信内容は 128 ビット AES で暗号化される
  11. 基本的に、広告が出たり広告メールが送られてきたりしない

といったところです。


*2

リアルタイムの動画をやり取りする試験サービスも開始される
2005年12月22日、日本のライブドアは米 eBay 傘下のスカイプ・テクノロジーズと提携し、無料の「livedoor - Skype for Windows 2.0」のベータ版(試験供用版)を発表した。Windows XP のパソコンにインストールすれば、Web カメラを利用して相手の顔を見ながら通話が可能になる。
この約ひと月半前、11月7日にルクセンブルクのスカイプ・テクノロジーズは、「Skype Day in Japan」において、通話者の動画をサポートする機能を2005年のクリスマスまでには提供したいと発表していた。

そのほか、Skype でビデオチャット(TV電話)が出来るようになるツールが配布されている(試験サービス)。このビデオチャット機能は、スカイプ上で「招待」の操作をしたあと、Web ブラウザを使って専用サーバ経由で連携する。つまり Skype の機能拡張なのではなく、ビデオチャットサービスが Skype のユーザリストとチャット機能を借りているしくみだ(参考:SANTA CRUZ NETWORKS/ インプレス

*3

固定電話以上の音質の良さ
いつでも必ず音がよいということではないが、ネットワークの状況にあわせて最適な調整をしてくれるので、ほとんどの場合において固定電話以上の音質で話せる。つまり音質に関しては携帯電話の比ではない。
音質がよくない場合の原因は、@ヘッドフォンマイクやイヤフォンマイクを使わず、スピーカから相手の声を出している(エコーが聞こえて話しにくい)、APC のマイク設定がキチンとしてない 、Bイヤフォンマイク等のプラグが正しいジャックにきちんと挿さっていない、Cイヤホンマイクが頬に密着していて声がちゃんと入っていなかった、などという 初歩的なミスがほとんどだ。

*4

NAT (Network Address Translation)ルータ
IP アドレスを変えることができるネットワーク機器。一般家庭レベルでは、いわゆるブロードバンドルータが NAT 機能を持っている。NAT 機能はファイヤーウォール的な効果もあり、安全にインターネット接続するためには必要な機器だが、通信ソフトの中にはこの NAT を超えての通信ができないために、利用できなくなってしまうものもある。

*5

プレゼンス機能
プレゼンスは「存在」という意味。相手がPCの前に居るかどうかを通知してくれる機能で、Skype では基本的に「オンライン」、「一時退席中」、「退席中」、「取り込み中」、などがある。筆者は遠隔地に住む老母にこの Skype を使ってもらっているが、プレゼンス機能のおかげで、ちょっとした「見まもり」ができて重宝している。

*6

Popup for Skype
Skype を活用しだすと、仲間の名前を一覧表示する「コンタクトリスト」がいっぱいになってしまい、なんとも使いにくくなってしまう。しかしこれを階層構造(グループ分け)で表示できるフリーソフトが公開されている (クリックで拡大表示)。

「○○_△△」というようにアンダーバーで区切った 「Skype表示名」に変更することで、グループ別に管理できる。Skype表示名は、相手が決めた Skype 名とは別に自分で変更できるコンタクトリスト上の表示名だ。

なお、Popup for Skype のインストールの前に Windowsに「.NET Framework Ver.1.1」の インストールが必要だ(Popup for Skype / ゼッタテクノロジー)。

 

 IP 電話 と Skype のしくみ

IP 電話の場合、同じ事業者に加入している利用者どうしなら通話料金は無料です。また、事業者どうしが提携している場合は、別の事業者に加入している人とでも無料になります。

この IP 電話は、音声を「IP パケット」と呼ばれるデジタル信号に変換して送るところが最大の特徴です(050ではじまる電話番号を割り当てられるところも大切なポイントです)。
この IP パケットをつかった通信というものは、インターネットや、LAN (Local Area Network)にも使われています。つまり、コンピュータどうしを接続するときと同じ仕組みを使っているわけで、なにかと好都合なのです。

しかしこのような IP 電話は、インターネットを経由しているわけではありません。インターネットでも使われている IP パケット交換という「やり方」は同じであるものの、インターネットを通って相手へ届いているわけではないのです。通っているのは、IP 電話事業者が設けた、音声用 IP ネットワーク(VoIP 網)です。

上図は、一般家庭の場合で、従来の電話機を使って IP 電話サービスを利用しているときの概略です。インターネットは通っていません。
もし、かりにインターネットを通過しているとすれば、050で始まるような電話番号は割り当ててもらうことが出来ません。インターネットという「不安定なネットワーク」に接続された通信端末には、電話番号を割り当てないというのが、総務省の考え方だからです。
しかし、事業者が用意した IP 電話用のネットワークなら、一定の品質が保たれており、電話番号を割り当てることが出来るわけです。

*7

会社などで IP 電話を導入している場合、たいてい最初から IP パケットが出てくる電話機を使っています。そして、コンピュータがつながっている LAN に接続して利用する場合もあります。それまで社内の保留・転送機能をつかさどっていた構内交換機(PBX)も、IP-PBX に替わります。さらに、IP-PBX の設備や機能を業者にまかせてしまい、社内に IP-PBX を置かない、「IP セントレックス」というサービスを利用する場合もあります。全国に事業所を持つ会社でも、世界規模で展開する企業でも、すべて「内線」で通話が出来るようになります。 「セントレックス」とは、「Central office(電話局)」と、「Exchange(交換機)」の合成語です。


これに対してスカイプでは 、インターネットを経由して通話・通信を行います。そしてまた、これまでのインターネットフォン(ソフトフォン)とちがい、中間に制御用サーバコンピュータが介在しない、というところが特徴です。このような接続のされ方を「ピア・トゥー・ピア」といい、「P2P」などと書き表します。

*8

厳密には、スカイプの登録ユーザであるかどうかを確認するためのサーバや、一般電話との通話に必要な課金処理をするサーバは存在します。しかし、ユーザどうしの通信は、P2P で接続されます。

 

 さっそく使ってみる

必要なものは下記の通りです。

  1. インターネットに接続されたパソコン
  2. イヤフォンマイクや、ヘッドセット

イヤフォンマイクやヘッドセットは、パソコンについているマイクとスピーカを利用できなくもないのですが、ハウリングが起きたり、エコーが発生したりと相手にも迷惑をかけやすいのでやめておいたほうが よいでしょう。イヤフォンマイクやヘッドセットは、Skype の目的だけに使うなら、一番安いものでもかまいません。

筆者がジャンク屋で買った399円のヘッドセットでも立派に使えましたが、おすすめは、1,500円程度のイヤフォンマイクです。片耳式であれば、アタマ周りが鬱陶しくもありませんし、同じ部屋に居る人の声などもキャッチしやすいという特徴があります。

 

 通信ソフトをダウンロードしよう

では、下記のアドレスをクリックして Skype のダウンロード&インストールを始めましょう。

http://www.skype.com/intl/ja/

現れたページ左上にある
「今すぐダウンロード」
をクリックします。
保存ボタンを押し、デスクトップにインストール用実行ファイルを保存します。

ダウンロードが終わると、デスクトップ上に赤いアイコンが出来ています。これがまさしくインストール用実行ファイルです。これをダブルクリックして起動します。念のため、ほかのアプリケーションは終了しておきましょう。

インストールが終了したら、デスクトップ上の赤い四角のアイコンは不要ですのでごみ箱に捨ててかまいません。
*9

スカイプのインストールにはこのほかにも、ヘッドセットやイヤフォンマイク、受話器のようなハンドセットを購入するときに、インストールCD がついた製品を選ぶことも可能です。

 

 ユーザ登録をする

Skype を使うには、ユーザ登録が必要です。
最低限必要な情報は、「スカイプ名」、「パスワード」です。

スカイプ名は、スカイプに登録している全世界のユーザの中で唯一無二のものである必要があります。

スカイプ名とは別に、「スカイプ表示名」というものがあります(最初のセットアップ時には「氏名」と表示されたりします)。
これも公開されますが、友人などがわかりやすいよう、漢字表記の苗字や、いつも呼び合っているニックネームなどにするといいでしょう。

これらのほかに、生年月日などの入力欄が出てきますが、入力は必須ではありません。これらの情報を入れておくと、誰かがあなたをスカイプ上で検索するときの手がかりとなるという意味があるだけです。つまりデータは公開状態となるわけです。入力するかどうかはよく考えましょう。

 

 基本画面

スカイプを起動すると、小さめの基本画面が現れます。
3枚のパネルが重なったデザインですが、「コンタクト」のパネルが最もよく使うことになるでしょう。

友人・知人のスカイプ名がわかったら、ツールバーの「コンタクトへ追加」をクリックしてコンタクトリストへ登録します。

使い方そのものは難しくありません。知人の名前のところでクリックをしてみると、 カンのいい方なら使い方が「見える」でしょう。
スカイプの操作説明等をしている専用のウェブページがあります。ここをクリック


ざっと全体像を理解したら、自分用にチューニングをしましょう。

基本画面のメニューバーから
[ ツール ] - [ 設定 ] をクリックし、設定画面を開きます。

設定はおおきく「一般」から「ボイスメール」まで9つのセクションに分かれています。きちんとやっておけば、あとが安心です。

なお筆者的には、[コンタクトからの通知] で、「コンタクトがオンライン」をチェックしておくと便利かと思います。


スカイプには、お互いの状態(プレゼンス)を知らせあう仕組みがあります。この仕組みは上手に使いましょう。

気をつけたほうがよいのは、相手がいくら「オンライン」状態だからといっても、あなたとの文字チャットや通話に、100パーセントの意識を向けていられる状態とは限らない、ということです。

また、知人のプレゼンスは把握したいが、こちらのプレゼンスを知らせたくない、という場合もあるかもしれません。そんなときは「ログイン状態を隠す」にしておくと便利です。
パソコンに向かって真剣に作業をしたり、思考したりする場合はありがたいものです。


このほかスカイプでは、自分を含めて5人までの同時通話や、50人までの文字チャットが可能です。
どちらも、はじめに通話やチャットを開始している人が、「招待」という操作をして、文字チャットや通話の「場」に新しい人を参加させる手順となります。

このとき、いま「場」に参加している人たちにはもちろん、新しく加わる人にも、メンバーについて説明し、きちんと OK をもらわないと、非常に気まずいことになる場合があります。
「友達の友達はみな友達だっ!」
とばかりに、ひとりよがりな盛り上がり & 他人巻き込み型思考で「招待」するのはよくないでしょう。招待された相手にしてみれば、突然知らない人が居る場に放り出されて、不愉快に感じることがあるわけです。

*10

人の心の動きに配慮するのは、ハイテク・コミュニケーションの場でも同じです 。いや、実際に会って話すとき以上に大切ともいえます。
ところが人の心の動きに配慮する、というような「結果を数量化できない部分」の教育を、しばらくサボってきたのが 、ここ数十年の日本社会だったのかもしれません。

 

 Skype Out(スカイプ・アウト)

スカイプ・アウトとは、パソコン上のスカイプから、一般の固定電話や携帯電話にかけるサービスのことです。これは有料オプションで、前もってクレジットカードで「スカイプ・アウト・クレジット」を購入しておきます。

ハワイに限らず、国際電話をすることが多い方は、このスカイプアウトを利用することによって、電話代が「激減」します。
海外へ電話することが多い企業は、続々とこのスカイプアウトを利用、または検討し始めています。

スカイプアウトに関する詳しい説明は、ここをクリックしてください。

 

 Skype In(スカイプ・イン)

スカイプ・インとは、一般の固定電話や携帯電話、公衆電話からかかってきた電話を受けられるサービスのことです。つまり、スカイプに対して電話番号が割り当てられることになります。
2006年に入ってようやく日本居住者もスカイプインを利用できるようになりました。つまり、Skype で受けられる電話番号を割り当ててもらえるようになったということです。

このしくみは、フュージョンコミュニケーションズ社の Multi-Gateway for Skype を利用するものです。厳密にいえば Skype に電話番号が割り当てられるのではなく、ゲートウェイ(ソフトウェア)に電話番号が割り当てられるということになります。

しかし、利用そのものはそれほど難しいものではありません。
スカイプインに関する詳しい説明は、ここをクリックしてください。


*11

もしスカイプにあらゆる電話番号が割り当てられるようになり、手帳や腕時計サイズの端末にインストールできれば日本社会 、いや世界はまたガラリと変化を遂げるのかもしれません。

しかし、いくら技術的には可能なことであっても、通信の信頼性、物理的位置の特定、電話・通信会社の存続?など、社会的な問題がのこります。最愛の人のために救急車を呼びたくても、パソコンが不具合だとか、ネットワーク障害だとか、電源が切れていたりしてはどうにもなりません。しかし信頼性をあげるには、それ相応のコストがかかります。
日常あたりまえのように使っている高速インターネット接続も、「ベストエフォート型」であることを忘れてはいけません。

 


[ コーナートップへもどる ]