レインボーカラーに塗色されたバスといっても、これまでは単に塗装デザインが変わったというだけで、車体や内部システムまで新しくなったわけではありませんでした。しかし2004年に入って、GPS
装置を搭載し、IC カードによる運賃収受も視野に入れた、低床バスが運行を始めています。
低床バスは日本でもかなり以前から導入されていますが、オアフ島の市バスはつい最近まで、ステップを3段上がって乗車するものが少なくありませんでした。
これほど低床バスの導入が遅かったのは、従来のバスには必ず自動昇降リフトが完備されていたためで、それほど低床バスの必要性が無かったからだといえます。
床が低くなるとどうしても、タイヤハウスが「ぼっこり」と車内に張り出してしまったり、車内後部の通路に段差やスロープができてしまうことは日本と同様です。シートはこれまでのこげ茶色から、臙脂(えんじ)系の模様入りになりました。

運転装置や料金収受システムは、これまでとほとんど変わりはありませんが、
非接触 IC
カードによる運賃支払いにも対応できる準備がされています。
また、運転席の後ろ側にある黒い大きなボックスには GPS
装置が入っており、管制センターでバスの状況をリアルタイムに把握することによって、効率的で快適なサービスを目指しています。
この IC カードシステムは試験導入の結果が思わしくなく、運用を中止しました。


Pictures by Courtesy of Oahu
Transit Services Inc.