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 成田空港の無線 LAN 国際ローミングサービス

成田空港では無線 LAN を利用してインターネットアクセスすることも可能です。いちおう2003年3月いっぱいの実験サービスということでしたが、4月からは利用可能範囲を広げ、さらに利便性が向上しています。利用する場合の前提条件としては、

  1. IEEE802.11b 規格準拠の無線 LAN アクセスが可能な PC または PDA 等を持参する
  2. 契約している接続プロバイダの、接続時に必要な ID 情報と、ローミング接続用ドメイン名のメモを持参(または記憶)していく

ということになります。成田空港で無線 LAN アクセスが可能な国内プロバイダは多数ありますが、これらのプロバイダ会員でなくとも、「ワンデイ アクセス サービス」が利用できます。
これは、BizPortal のサービスを利用するもので、クレジットカードがあれば 24時間利用のアカウントを 500 円で購入することが出来るものです(株式会社理経)。

<< ローミングによる無線LAN接続が可能な接続プロバイダ >>
iPASS
ローミング
BB@nifty, BIGLOBE, DION, ODN, Plala, Sannet, SpinNET, Panasonic Hi-Ho, Urban Internet, do!up, Rim NET, NTT-Com HOTSPOT, YAHOO! BB, Knet, PUON
GRIC
ローミング
BB@nifty, BIGLOBE, Sannet, BB.Excite, So-net

インターネットにつながれるまでのイメージとしては、まず成田空港からローミングアライアンス事業者である GRIC 社か iPASS 社の認証システムに入ります。 この段階で普段利用している接続プロバイダの接続 ID がチェックされ、提携している接続プロバイダの会員であると認証されれば接続が可能となります。

くわしくはこちらをクリックし、表示されたページの左下(または左図)で、ご自分が契約している接続プロバイダが、どちらのローミング会社に属しているかを確認してください。

JR 東日本の主要駅でも無線 LAN アクセスが可能です。詳しくはここをクリック。

 

 体験レポート

それでは、恒例?の筆者体験レポートであります。
ひとことで印象を述べるとすれば、非常に快適でした。拙宅は CATV でインターネット接続していますが、同等以上の快適さがありました。難を言うとすれば周囲の人に画面を覗かれる可能性があることぐらいでしょうか。こりゃ自分でなんとか工夫しませう。

◆ 基礎データ
接続速度 下り 3.28Mbps
上り 3.47Mbps  
日付と場所 2003年10月1日
第二旅客ターミナルビル出国審査後の
B-71 ゲート付近
PC Prime (DOS/V PARADISE CUSTOM PC)
Windows XP Professional with latest SP
Internet Explorer 6 最新更新バージョン
無線 LAN カード I/O DATA 製 WN-AG/CB
無線 LAN 規格 IEEE 802.11b
BSS-ID
(メーカによってはESS-ID)
「ANY」 または 「NRT-AIRPORT」
Channel 11
MAC アドレスによる
アクセス制御
なし
WEP 暗号化 なし
アドレス設定 自動設定
利用者の費用負担 無線 LAN 利用は無料。
ただしプロバイダがローミング料金を課金する
BIGLOBE の場合1分までごとに 8.4円)。

2003年4月、第一ターミナルビル到着ロビーでは、
下り 440K〜1.3Mbps、上り 370K〜880kbps、(アクセスポイント確認できず)
第二ターミナルビル到着ロビーでは、
下り 2.1M〜2.2Mbps、上り 2.1M〜2.3Mbps、
第二ターミナルビル出国審査後の C81, 83 ゲート付近では、
下り 2.6M〜3.7Mbps、上り 1.5M〜2.2Mbps(アクセスポイント確認できず)でした。


◆ 利用ステップ
ここでは、接続用ソフトウェアをインストールしない方法をご紹介します。
使わなくてもよいソフトは極力インストールしないのが、安定した PC を保つための第一歩です。
<Step 1.>
無線LAN レベルの接続が確立されていれば、ブラウザを開くと強制的に初期画面が表示されます。
もし表示されない場合は手動で
http://www.e-airport.jp/wireless/
にアクセスします。

左図に示すとおり、ローミング会社を確認して
「ブラウザログインをクリックします。
<Step 2.>
いよいよログイン画面ですが、「Username: 」は、普段とはちょっと違います。
今回は BIGLOBE 利用なのでアタマに"IPASS/"をつけ、最後に"@jp.biglobe"をつけました。プロバイダごとに違いますので、 各プロバイダのサイトで要事前チェックです。
<Step 3.>
約5秒後、ログインが成功すると左のような画面
「You are already logged in !」が出ます。ウェブサイトのアドレスを指定して、ネットサーフィン開始です。たとえば...
http://3yokai.net/hawaii/
<Step 4.>
ログインが成功すると、同時にログアウト用のウィンドウが開きます。利用を終わる場合はこのウィンドウの「Logout」をクリックします。 ウッカリ閉じないように注意しますが、閉じてしまっても、おそらくタイマーで自動ログアウトされるでしょう。
<Step 5.>
「Logout」をクリックすると、確認ダイアログが表示されますので「Yes」をクリックするとログアウトします。

 

 

 利用できるエリア

この無線 LAN が利用できる範囲、すなわち無線 LAN アクセスポイントのサービスエリアは、下表の通りです(くわしくはこちらをクリックしてください)。

第一ターミナル 第二ターミナル
1階、到着ロビー
(一般エリア)
1階、到着ロビー
(一般エリア)
3階、出国審査後のエリア
(制限エリア)
2階、入国審査前のエリア
(制限エリア内)
4階、
(一般エリア)
3階、出国審査後のエリア
(制限エリア/一般エリア)
第2サテライト2階
(制限エリア)
3階、サテライト館
(制限エリア内)

 

 公共の場における接続サービスのシステム

成田空港のような公共の場で、不特定多数の人々に無線インターネット接続サービスを提供するためには、特殊なしくみが必要です。
空港情報通信株式会社新東京国際空港公団では、
米 Nomadix Inc. のマルチゲートウェイ「USG−1000」を採用しました( 日本代理店:理経)。この USG-1000 は、

  1. 利用する人が、自分のパソコンで IPアドレス を自動取得設定にしておいても、何らかの設定がなされていても接続が可能となる機能 (プラグアンドプレイ機能)
     
  2. 利用する人が Web ブラウザを起動すると、強制的にあらかじめ設定された初期画面を表示させる機能(リダイレクション機能)
     
  3. 先進的な利用者認証のしくみ(Radius 認証機能)

が特徴です。

「USG」 という製品番号は、
Nomadix Universal Subscriber Gateway™ という言葉から来ているようです。


空港内のアクセスポイントには、シスコシステムズの Aironet 1100 シリーズが採用されています。
以前は、 Aironet 350 シリーズが採用されていました。

■アクセスライン
JENS株式会社 (JENS Corporation)
[サブアロケーション]
空港情報通信株式会社 (AIRPORT INTELLIGENT COMMUNICATIONS SERVICE Co., Ltd.)


■ 関連リンク
  (株)理経ニュースリリース
  NOMADIX USG-1000

 

 インテル 「セントリーノ」 体験コーナ

本題とは少しそれますが、ペンティアムなどの製品名で有名な CPU メーカ「インテル」が、同社の無線 LAN 環境ブランド「セントリーノ」の PR として、無線 LAN 体験コーナを設置しています。

ノート PC を設置してありますので、ウェブブラウズ、ウェブメールを利用できそうです。

アクセスライン JENS株式会社(http://www.attnet.ne.jp)
OS とブラウザ Windows XP / Internet Explorer 6
スピード 下り:2.8〜3.9Mbps

“Centrino(セントリーノ)”のロゴは、
 ◆ 新開発の Pentium M プロセッサ
 ◆ i 855チップセット・ファミリ
 ◆ PRO/Wireless 2100 無線 LAN チップ
   (IEEE802.11b, IEEE802.11a/b)
の3つを搭載したPCのみがつけられることになっています。
インテル セントリーノ モバイルテクノロジ

 


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