ある年齢以上の方の中で、学生運動などに参加されて、検挙・逮捕歴がある場合、ちょっとした注意が必要です。
よく次のような失敗をする場合があります。
| 入国審査官: |
「犯罪歴はありませんか?」 |
| あなた: |
(もう罪は償って10年以上経ったから、警察の犯罪歴も消えた。
わざわざ余計なことを言っても不利だし...)
「...ありません」 |
| 入国審査官: |
「あんたはウソをついてるな。
虚偽申告をしたことになるから入国は許可できない。
このまま日本へ帰りなさい」 |
| あなた: |
「△※□!☆?...!!」 |
この場合、過去の犯罪歴そのものは、償いをしていますから入国不適格事由にはなりません*2。
ですから正直に「ある」と言えばよかったのです。しかし入国審査官に対して「犯罪歴がない」と言ったのがミスでした。
彼は入国不適格事由のひとつ、
「故意に虚偽の入国申請を行った外国人」にあてはまったのです。もう地団駄踏んで悔しがってもどうにもなりません。下手に暴れると一生アメリカへ入国できなくなる場合もあります。
また仮に、このまま入国が出来たとしても、後でバレた場合はもっとタイヘンなことになってしまいます(不法入国、強制送還)。
ちなみに犯罪歴が警察庁のデータベースから抹消されたといっても、それは「日本の警察においては」ということなのです。
*2
二つ以上の犯罪によって刑期5年以上の刑に処された過去がある場合は、
アメリカ行きをあきらめるしかありません。
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意外と重要なポイント >>
アメリカはキリスト教の世界観を社会の根底においています。
つまり、人間は神との契約で生きていると考える国ですから、ウソをつくことは神に対する冒涜と考えます。それゆえ一般生活においても、「ウソ」に対するアメリカ人の厳しい対処は、ニッポン人の想像を絶するものです。
失敗すればやり直せばいい、償えばいい。だから懺悔システムがあるわけです。しかし、ウソは絶対に許さない。
クリントン元大統領の不倫疑惑があれほど騒がれたのは、多くの日本人が想像するようなワイドショー的理由からではなく、「大統領はウソをついたか?」という点が問題にされていたのです。そういえば大統領就任式でも、ブッシュJr.は聖書に手を置いて誓いを述べましたよね。