Last Update
 2008/5/4
 ■このサイトを知人に
     紹介する
 ■ この内容を読む前に
 ■ お問い合わせ
 
 ■ えひめ丸慰霊碑
   へ行くには
 
 ■インターネットカフェ
  実地調査報告
 ■ 市バスのキホン
 ■ コンドミニアムとは?
 
 ■ 花馬米の
     ぶらり一人旅
 ■ 花ぶら2
 ■ 花ぶら2.5
 ■ 花ぷら3
 ■ 花ぷら4
 ■ 花ぷら5
 
 ■ お問い合わせ
 ■ このサイトについて
 
 

 「ビザ」についての正しい知識

ビザは厳密には入国許可ではありません
在日領事(大使館領事部)の条件つき推薦状のようなものです。
パスポートにスタンプ(やシール)を押されるもので、渡航前に取得しておくべきものです。

ヨーロッパを旅行した経験がある方は、
「ビザは入国許可証って聞いたよ?」
とおっしゃるかもしれません。
たしかにヨーロッパ諸国では、入国許可証の役割を果たしているようです。しかしアメリカでは、入国許可は、あくまでも現地の入国管理機関が行うこととなっているのです。

 

 ハワイ観光はビザなしでラクチンのウソ?

確かにほとんどの日本人は、4泊6日程度の観光旅行に行く場合、ビザのことは考えなくてOKです。
日本にとってアメリカは、90日以内の査証相互免除国となっているからです(Visa Waiver:一般査証相互免除措置)。
---> 米国移民帰化局 Visa Waiver Program
---> 米国務省領事事務局 Visa Waiver Program
---> ビザに関するさらに詳しい情報

よく、「日本人は信用が高いからビザ無しでいいんだ」
と言う人がいますが、これはちょっとちがいます。
確かに Visa Waiver Program は、不法な移民や滞在、強制送還が少ない国に対して行われます。しかし、日本人の一人ひとりが信用されていると言うこととはまったく別の話です。
ビザなしは、単にビザ発給業務がメンドウだから、90日以内の観光なら、いちいち申請・発給するのをやめようという、言ってみれば役人の都合と、渡航者の利便を考えた措置なのです。

ですから、いくら 90日以内の観光はビザ免除といっても即、入国 OK ということにはならないのです。
日本出発前にビザ発給の審査を受けていないわけですから、
ホノルル空港ではじめて審査が行われる、ということになります。
つまりビザなしであるからこそ審査は厳しくて当然ということです。

このときに「入国不適格事由*1:Ineligible Alien」に引っかかり、入国が許可されなければ、空港の入国審査場から1歩たりとも先へ進むことはできません。 いま自分が乗ってきた飛行機で日本へ戻ることになります(強制送還の航空運賃は往路で利用した航空会社が負担します)。

なお滞在が延びて3ヶ月を超える場合、現地でビザの取得はかなり難しくなります。注意しましょう。

*1 最下欄に入国不適格事由を掲載しています

 

 学生運動などで検挙・逮捕された経験のある方

ある年齢以上の方の中で、学生運動などに参加されて、検挙・逮捕歴がある場合、ちょっとした注意が必要です。
よく次のような失敗をする場合があります。

入国審査官: 「犯罪歴はありませんか?」
あなた: (もう罪は償って10年以上経ったから、警察の犯罪歴も消えた
わざわざ余計なことを言っても不利だし...)
「...ありません」
入国審査官: 「あんたはウソをついてるな。
虚偽申告をしたことになるから入国は許可できない。
このまま日本へ帰りなさい」
あなた: 「△※□!☆?...!!」

この場合、過去の犯罪歴そのものは、償いをしていますから入国不適格事由にはなりません*2
ですから正直に「ある」と言えばよかったのです。しかし入国審査官に対して「犯罪歴がない」と言ったのがミスでした。

彼は入国不適格事由のひとつ、
「故意に虚偽の入国申請を行った外国人」にあてはまったのです。もう地団駄踏んで悔しがってもどうにもなりません。下手に暴れると一生アメリカへ入国できなくなる場合もあります。

また仮に、このまま入国が出来たとしても、後でバレた場合はもっとタイヘンなことになってしまいます(不法入国、強制送還)。
ちなみに犯罪歴が警察庁のデータベースから抹消されたといっても、それは「日本の警察においては」ということなのです。

*2 二つ以上の犯罪によって刑期5年以上の刑に処された過去がある場合は、
アメリカ行きをあきらめるしかありません。


<< 意外と重要なポイント >>
アメリカはキリスト教の世界観を社会の根底においています。
つまり、人間は神との契約で生きていると考える国ですから、ウソをつくことは神に対する冒涜と考えます。それゆえ一般生活においても、「ウソ」に対するアメリカ人の厳しい対処は、ニッポン人の想像を絶するものです。

失敗すればやり直せばいい、償えばいい。だから懺悔システムがあるわけです。しかし、ウソは絶対に許さない。

クリントン元大統領の不倫疑惑があれほど騒がれたのは、多くの日本人が想像するようなワイドショー的理由からではなく、「大統領はウソをついたか?」という点が問題にされていたのです。そういえば大統領就任式でも、ブッシュJr.は聖書に手を置いて誓いを述べましたよね。

 

 とにかく問い合わせてみる

さきほど、「ほとんどの日本人」という部分がありましたが、まれに制限つきのビザを発行してもらわないと、ハワイ観光もできない方(昔ちょっと法律を犯してしまったことがある、とか)もいらっしゃるかもしれません。

「ひょっとして、俺ヤベェかなぁ?」
という心当たりのある方は、早めに在日米国大使館(領事館)に聞いてみるのが間違いありません。

在日アメリカ大使館(領事館)およびアメリカンセンター
札幌アメリカ領事館
〒064-0821 北海道札幌市中央区北一条西28丁目
Tel:0990-54-3115(札幌)、0990-52-6200(仙台)
英語サイト
在日アメリカ大使館
〒107-8420 東京都港区赤坂1-10-5
Tel:0990-526-160
英語サイト1英語サイト2
日本語サイト
 i モード英語サイト
 i モード日本語サイト
名古屋
名古屋アメリカ領事館
〒460-0003 名古屋市中区錦3丁目10‐33
錦SISビル6階Tel:052-203-4011
英語サイト
名古屋アメリカンセンター 英語サイト
日本語サイト
大阪
神戸
駐大阪神戸アメリカ総領事館
〒530-0047 大阪府大阪市北区西天満2-11-5
Tel:06-6315-5900
英語サイト
日本語サイト
関西アメリカンセンター 英語サイト
日本語サイト
福岡
在福岡アメリカ領事館
〒810-0052 福岡県福岡市中央区大濠2-5-26
Tel:0990-50-0588
福岡アメリカンセンター
英語サイト
日本語サイト
那覇
那覇アメリカ領事館
〒901-2101 沖縄県浦添市字西原2564
Tel:098-876-4211
英語サイト

 

<<日本国外務省サイトからの引用文>>
 観光または商用を目的とした90日以内(グアムでは15日以内の独自のものあり)の短期滞在に限り、アメリカ本土およびアラスカ、ハワイ、プエルトリコ、グアム、米領バージン諸島を含んだ地域への入国にあたって査証は必要ありません。ただし、米国と協定を結んでいる航空(船)会社の航空機または船で到着すること、帰国のための切符(またはカナダ、メキシコ、カリブ海域諸島などの隣接国から出国する切符)を所持していることが条件となります。
 

 

 入国不適格事由

アメリカ合衆国の入国不適格事由です。そのあとに具体例を挙げています。ただし、下記に該当するからといって、即入国できないというわけではありません。免除される場合もあります。

なお、入国審査場において審査官と行う「会話」は、単なる会話ではありません。あなたが口にした言葉は、英語であれ日本語であれ、裁判所における証言と同じ重みを持つのです。

INELIGIBLE ALIENS
(アメリカ移民国籍法第212条)
健康状態に関する要件
犯罪歴および関連法案
  有罪判決
  2件以上の犯罪歴を有する者
  規制商品の不正取引者
  売春および商業的非行行為
  有罪者に対する起訴免除
治安関連・テロリスト、全体主義活動に加担した者など
公共の負担になる外国人
永住者に対する労働証明書および資格
不法入国者および違法移民入国
書類上必要条件
アメリカ市民になれない者
過去に強制退去を受けた者
10 その他
  一夫多妻者
  自活できない者の保護者
  国際的幼児誘拐者
  不法投票した者
  税金回避のために市民権を放棄した者

具体的には次のようになります。

  1. 精神的・肉体的欠陥者
  2. 生活困窮者・浮浪者
  3. 犯罪者
  4. 一夫多妻主義者
  5. 売春婦
  6. 不道徳行為者
  7. 労働を目的として入国する外国人
  8. 公共の負担になる外国人
  9. 過去に入国拒否となった者
  10. 過去に入国不適格、国外追放、強制退去になった者
  11. 密航者
  12. 故意に虚偽の申告を行った外国人
  13. 携帯書類不備の者
  14. 正当な割り当て移民証が発給されていない者
  15. 兵役義務忌避者
  16. 麻薬取締法違反者
  17. 非登録会社の航空機、船舶で隣接する外国、島へ到着する者
  18. 文盲
  19. 必要書類不携帯者
  20. 公共の利益に有害となる者
  21. 反政府外国人
  22. 公共の安全を破壊する者
  23. 入国不適格外国人を随伴する者
  24. 外国人の不法入国を幇助する者
  25. 外国医学校卒業生
  26. ナチス戦犯


[ コーナートップへもどる ]