花馬米のハワイぶらり一人旅

ぶらりひとり旅(2001/1)

いつのまにかホノルル国際空港に到着。
思い出せば、私にとって初めての海外旅行もハワイだった。それはなんと、新聞広告の懸賞に当選してのことだった。

そのころは、典型的「おのぼりさん」で、機内での過ごし方も知らず、移動だけで死ぬかと思うほど疲れた記憶がある。
今は自分なりに、機内での過ごし方を身に付けたのでわりと楽だ。
といっても、スリッパに履き替える、耳栓をする、よけいなことをせず酒飲んで寝る、それだけのことだが.....。

ほとんど最後の乗客となって機を降りると、同じタイミングでクルー(乗務員)も降りてきた。当り障りのない会話の後、写真を頼むと快く応じてくれた。
後日、メールでお礼の言葉とともに写真を送る。


ターミナルビルまでは、WIKIWIKI BUS (ウィキウィキ・バス)という連接バスで移動する。
ホノルル空港に着いたときのお約束風景だ。

2両、3両と列車のようになったバスを運転するドライバーにはおばさんも多く、初めてこのバスに乗ったときは、それだけでも「アメリカだなぁ」と感動していた記憶がある。


入国審査場に入り、機内で記入した米国の入出国カードなどを出す。だがウッカリ記入漏れが1ヶ所あった。
「いったいアンタ、何度ハワイに来ているの?」
と、色黒の女性入国管理官にイヤミを言われた。
どうも、女性の入国管理官とは相性が悪い。
まぁ、カバンひとつで連れもいないこと自体、入国審査場では浮いた存在なのかもしれない。

なんとか?入国審査を通過。
そのあと預けた荷物を取りに行くわけだが、今回はカバンひとつなのでパス。


前回は航空券とホテルを自分で別々に手配する、いわゆる個人旅行だったので、個人用出口から表通りへ出た。しかし、今回は航空券とホテルだけとはいえ、マップツアーという旅行 会社で申し込んだパッケージなので、団体旅行者用の出口、「Group Tour Exit」を出る。

案の定、到着客を出迎えるランド・オペレータ(現地ツアー会社)の係員たちが、大勢並んでいる。いちおう、ホテルに移動するまでは団体行動になるので、所定の受付コーナへ行く。 といっても、駐車場わきの歩道上に机が置いてあるだけだ。

携帯電話を借りないかと、しきりに勧められたが断る。だいたい、今回はひとり旅だ。

宅急便の自動車を大きくしたような十数人乗りのバスで、「現地説明会」の会場へ移動する。ドライバーは、トランシーバで他のスタッフに連絡をとりながら、バスをスタートさせた。

いい天気だ。ただし山の方はどんよりした雲が漂っている。いつものことだ。
ワイキキへ向かう高速道路も順調に流れている。バスは平気で 70 マイル以上のスピードで東へ向かう。


説明会の会場で、会社の同僚や親友向けのお土産を頼んでしまう。受け取りは帰りのホノルル空港渡しだし、包装も決まりもので封印してあるので検疫もパスだ。
「現地説明会」の便利なところだと思う。

説明会で、同じくひとり旅でやってきたという人と知り合った。彼は友人の結婚式のためハワイに来たのだという。

説明会のあと、市バスを何度も利用しようと決めていた私は、ABC ストアで、4日間乗り放題のパスを買った。
カフェに入り、先ほどの彼にそのパスを持ってもらい、撮影する。


ハワイは初めてという彼の案内も兼ねて、とりあえずアラモアナ・ショッピングセンターへ行く。

ショッピングセンターのほぼ中央にあるセンターステージでは、新年を祝って女子大生たちが踊っている。みんながピッタリ合った踊りをしているわけでなく、お互いのアクションを見ながら、「だいたい似ている」ダンスをしているところが、アメリカらしくもあり、ひとり一人がいきいきとして感じられる。

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